Amazonで大量SKUを扱っていると、何をどのタイミングでどれくらい補充したらいいの!?って把握しきれなくて困ることないですか??
私のやっているリピート商材の在庫補充検討フローについてご紹介しますね!
Contents
在庫補充検討フロー
- AmazonからトランザクションレポートをDLして利益の出ている商材と、赤字の商材を仕訳ける
- Amazonから発注推奨レポートをDLして補充数量の予測を立てる
たったこれだけです。
では細かい操作について見ていきましょう。
トランザクションレポートから赤字商材を仕訳ける
まずはセラーセントラルのレポート→ペイメントへ

次に期間別レポートのタブからレポートを作成します

期間は直近1ヶ月で設定しましょう

レポート作成ボタンを押してcsvファイルをDLします。
次にエクセルでレポート開きます
見ていくのは丸で囲ったデータです。

まず、重複するデータを削除しいていきます。
データ機能の”重複の削除”を選択し、全ての選択を解除→SKUにチェックを入れます。

これで同じ商品のダブり情報が削除されてデータがスリムになります。
更に、フィルター機能を使って注文以外のデータと、まとめ買いのデータを除いていきます。
トランザクションの列で注文にチェック
数量の列で”1”にチェックを入れます


”合計”の列は売り上げからAmazon手数料が差っ引かれて、アナタが受け取る金額を意味します。
その右列に”仕入れ値”と”利益”の列を作ります。
仕入れ値の列はご自身で作成した仕入れ値のデータベースがあればVLOOKUPで紐づけ、無ければ手入力で進めます。
利益の列は合計-仕入れ値で式を入力します。


これで各商品の粗利が求まります。さらに梱包資材代や送料を加味した利益を見たい場合は計算式をアレンジしてください。
ここまでで、黒字の商品と赤字の商品が仕分けできました。
このデータを元にどの商品をリピートするのか決めましょう。
発注推奨レポートをDLして補充数量の予測を立てる
セラーセントラルの”在庫”→”在庫健全化ツール”→”在庫ダッシュボード”へアクセスします。

在庫補充欄の”すべてを表示”をクリック

発注推奨というページに飛ぶので、レポートをダウンロードします。

レポートをエクセルで開き(テキストファイルは空のエクセルを開いて、ファイルをドラッグ&ドロップで開きます)、直近30日で売れた個数と、売れたスピードから逆算した補充数量の予測値を読み取ります。
H列:直近30日で売れた個数
S列:推奨される補充数量

例えば、25個納品して1週間で完売してしまった商品については126個納品しましょう、というデータが読み取れます。
ここには季節性などのトレンドは加味されていないため、このデータをもとに自分で補充数量をアレンジして上書きします。
データの組み合わせ
最初に求めた利益のデータと補充数量のデータを合体して、(VLOOKUPで紐づけるのがおすすめです)リピートしたい商品のみ(例えば黒字のみ)でフィルタリングすると、各SKUを何個補充すべきかのデータが作成できます。
ここまでデータが作成できれば、あとは仕入れをして納品するだけ、という単純作業になります。
まとめ
- 在庫の補充はセラーセントラルのデータから分析する
- 利益額ベースで補充するSKUを仕訳ける
- 推奨発注数量から発注数を決める
- 補充するSKUを紐づける
- データに基づいて仕入れを行う
この作業はSKUが少ないうちは感覚で行うことができますが、売り上げが大きくなり、扱うSKUと数量が大きくなってくる程、データを活用することをお勧めします。
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