ついに、ついに記念すべきアメリカAmazon輸出の第1便がAmazon倉庫に納品されました!
なんと、発送から納品開始まで1ヶ月かかりました!!

いやぁ、まさか1発目から予期せぬ事態になるとは。。。
きっと、キャッシュ体力がない人が挑戦していきなりこれだと、きっと心折れてしまうと思います。今回、第1便は80万円ほど突っ込んでいるので、これが到着まで1ヶ月、さらに販売、キャッシュの回収、となると、クレカの支払いタイミングに間に合うか間に合わないかできっとハラハラドキドキだと思います(-_-;)
逆に、12月7日に発送した荷物(第5便)は1週間で納品されました。これなら全然キャッシュフローに対しては余裕をもって販売できます。
では、なぜこんな事態になってしまったのか??答えは申告額にありました。詳しく解説していきたいと思います。
申告額によって通関フローは2パターンに分かれる
少額貨物、小口貨物、簡易通関、大口貨物、商用通関、こういった言葉を聞いたことはありますか??
アメリカ側現地通関する際に、インボイスの申告額によって通関が2種類のパターンに分かれることが今回考慮されておりませんでした。
具体的には
- インボイスの申告額が2500USD以上→一般貨物 チェックが細かい
- インボイスの申告額が2500USD未満→略式輸入手続き チェックが大雑把
となります。
つまるところ、物流コストを下げようと一度にたくさんの商品を送ると、通関のチェックが厳しくなり、色々と書類の提出が求められたりします。その結果、一度チェックが入ると書類処理の順番待ち等で約1ヶ月のリードタイムになってしまうということでした。
第2便に関しては2500USDを超えていますが、約1週間でAmazon倉庫に到着しています。
第3便は同様に通関でチェックが入ってしまったということなので、おそらくクリスマスに向けて物流がパンクすることを考えると、きっと年内に荷物がAmazon倉庫に納品されることは無いでしょう(苦笑)
では、どう攻めればよいか?
物量のボーダー
前回の記事で、リサーチ時の送料単価を700円に定めました。
これをギリギリクリアできるところが140サイズで4箱です。ここから物量を減らすと少し送料が割高になってしまいます。
計算では3箱と4箱では送料で約2000円ほどの差が発生します。
次に、3箱と4箱で申告額が2500USDを超えるのか?超えないのか?という話になってきますが、現状は低単価でボリュームのある商品の取り扱いが少ないため、今回の事態になってしまいました。
ここは実際のところ、その人の取扱商品ラインナップによって攻め方が変わってくるのだと思います。
私の提案する攻め方
現在、1~6便まで送ったのですが、すべて小型軽量商品のみで構成されています。こういった商品群はたくさん売れるため、1~2ヶ月分仕入れて一度に発送してしまい、リードタイムを1ヶ月と仮定して進めてもよいかと思います。ただし、キャッシュの体力に余裕がある人しかできません。
- 仮に早く着いた場合→待っていれば2ヶ月で捌ける
- 1ヶ月かかってしまった場合→ちょうどよいタイミング
通常の商品はある程度利益が出るはずですから、物流コストが多少上がっても、2500USDを超えないように納品をこまめにしていくことで販売機会を損失せず、かつキャッシュフローを維持することができます。
まとめ
- インボイスの申告額は2500USDを超えると、通関で時間がかかる確率が大幅に上がる
- 140サイズ4箱で2500USD 未満になるように商品ラインナップを調整できるとよい
- キャッシュフローと体力を考慮した攻め方が必要
ちなみに、販売開始から20日経ちまして、今日までの売り上げは約9000ドルでした。レートを113円で計算すると月商は100万円を超えることができました。(ほぼ第2便のみの売り上げ)

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