ネット物販をやっていると、購入用、販売用、共にサブ垢って欲しくなってくるんですよね。
メールアドレスを変えるだけでOKなサイトもあれば、IPアドレスまで変えなければいけないサイトまで。
補足:IPアドレスとはインターネット回線上のアナタの住所です。
このあたりをクリアするノウハウは商品の縦積みで紹介しているのですが、実際にIPアドレスってどうやって替えるの?というお話をします。
具体的には3つの方法があります。
- サブアカウントの分だけ格安SIMを契約して、別回線でそれぞれアクセスする。
- サブアカウントの分だけポケットWi-Fiを契約して、別回線でそれぞれアクセスする。
- サブアカウントの分だけVPS(仮想デスクトップPC)を契約して、別回線でそれぞてアクセスする。
この中でも仮想デスクトップというものを契約するのが一番低コスト、かつフレキシブルに動けるのでお勧めです。
仮想デスクトップって?
一言で言うと、クラウド化されたパソコンのことです。
インターネット上に用意されたパソコンをレンタル契約して使います。
レンタルしたパソコンにはインターネットからアクセスして使うので、パソコン、タブレット、スマホ、Mac、ipad、どんな端末からでもアクセスできます。
パソコンの画面の中に、もう一つパソコンの画面が出てくるイメージです。

パソコンの画面の中に、更にパソコンが立ち上がっているのがお判りでしょうか?
そして、この仮想デスクトップですが、仮想デスクトップから先のアクセスはIPが変わります。
図で表してみましょう。

同じサイトへアクセスする際も、あなたのPCから直接アクセスする場合と、仮想デスクトップを経由する場合でIPアドレスが入れ替わります。
コスト
- 格安SIM:月額約1000円
- モバイルルーター:月額約4000円
- 仮想デスクトップ:月額約2000円 (ablenet win2プランの場合)
結局のところ、IPを変えるには別回線に入れ替えればいいわけで、格安SIMでスマホからテザリングすれば一番安いです。
ここで、問題があります。
格安SIMとモバイルルーターを使う場合は、回線の切り替え忘れでうっかり普段のIPでサブアカウントにアクセスしてしまうということです。
これ、一回やってしまうと全てが水の泡になります。
サブアカウント専用のパソコンを用意してあげればリスクマネージメントはできますが、コストがかかりすぎますし、場所も必要です。
仮想デスクトップは専用の回線と専用のパソコンがネット上に用意されるので、サブアカウントのログイン情報を全て仮想デスクトップに集約し、普段使いのパソコンからはアクセスできないようにしておくことでこのリスクを回避できます。
そして、コストはたったの月額2000円です。
素晴らしい。
他にもうれしい使い方
- 外出先にパソコンを持ち込まなくても、スマホやタブレットから仮想デスクトップを起動し、パソコン作業ができる。
- MacユーザーでもWindowsPCを仮想デスクトップで使うことができる
- 連続稼働させるプログラムを仮想デスクトップ上で動かしておくことができる(ZonASINHunterなど)
どこのサービスがいいのか?
お名前.com等大手のレンタルサーバー会社はだいたいこのサービスをやっているのですが、色々使ってみてコスパが一番いいのがABLENETさん。
安定・速い・安い の3拍子揃っています。
おススメのプランはWin2
Win1はメモリ不足で動作がもたついて作業に支障が出ます。
Win3,4はサクサク動きますが、仮想デスクトップにアクセスする回線の速度が遅いと活かしきれません。
無線ではなく光回線を有線で接続されている方で、仮想デスクトップでバリバリ作業したい方はwin3,4でもよいと思います。
サブアカウントにアクセスして、出品作業や購入だけをするのであればWin2がベストバランスです。

注:VPSプランはOSがインストールされていないので、プログラミング言語ができない方は選択しないようにしてください。
まとめ
- IPをズラすには仮想デスクトップを使うのがベストバランス
- 業者は
ABLENETさんがおススメ
- プランはサブ垢運用にはWin2がおススメ
- コストは月額2000円
最後までお読みいただきありがとうございました!
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